【SYNTH(シンス)北浜ブログ】ビジネスセンター北浜周辺歴史レポート~道修町編~|株式会社SYNTH

皆さまこんにちは!
大阪・淀屋橋・本町・北浜サービスオフィスSYNTH(シンス)です​。

早くも5月を迎えました!
日中の気温がだんだんと高くなっており、初夏の気配を感じられます♪

今回は、レンタルオフィスSYNTHビジネスセンター北浜の周辺情報をお届けできればと、
当施設周辺地域の歴史について調べてみました!今回は道修町編です♪

くすりの町、道修町の歴史に迫ります!

道修町は、日本最古の製薬企業発祥の地として知られているということが分かりました。

たしかに、小林製薬株式会社や塩野義製薬株式会社といった製薬会社が本社を構えており、
通りを少し歩いただけでも製薬会社や薬品会社の多さに驚かされます!
製薬会社が多いこともあり、道修町は”くすりの町”とも呼ばれているのだそうです。

なぜくすりの町に?

道修町がくすりの町として栄えたのは江戸時代初期、1624年まで遡ります。
堺の商人だった小西吉右衛門という人が道修町で薬種屋を開きました。
その後、「道修町薬種中買仲間」と呼ばれた薬種屋124軒が連盟を組み、
1722年には幕府公認のうえ、全国に唐薬種や和薬種を流通させていったそうです。

しかし、この連盟は明治時代には解散。
営業の自由化により、粗悪品を売りつける業者も出てきてしまいました。
そこで、解散した連盟員は「道修町の薬の信用を落とさないためには団結すべきだ!」と考え
自分たちで品質検査を行う「大阪薬品試験会社」や、洋薬に対応するために「薬舗夜学校」を設立しました。

中買仲間が解散した後にも、このように信頼回復の為に再度一致団結する姿は
商いの基礎中の基礎である「信頼」がいかに大事か感じさせてくれますね。

そんな大阪薬品試験会社の発起人の一人に塩野義三郎という人物がおり、
後に彼が創業したのが現在も道修町に本社を構える塩野義製薬です。
実は、塩野義製薬の本社はコワーキングスペースSYNTH北浜のあるアーバンエース北浜ビルより徒歩3分の場所にあります♪

ちなみに薬舗夜学校は現在の大阪大学薬学部や大阪薬科大学の基になったそうで
医学とかかわりの深い街だというのがよく分かります。

少彦名神社(すくなひこな神社)

そして、そんな歴史あるビジネス街の一角に少彦名神社という神社があります。

この神社で祀られているのは
少彦名命(すくなひこなのみこと)
神農炎帝(しんのうえんてい)
という神様です。

どちらも医薬・医療の神として知られており、少彦名神社では病気平癒や健康成就にご神徳が厚いそうです。
毎月23日には「献湯祭(けんとうさい)」が行われ、人々の健康が願われています。
いつか、こちらの献湯祭も訪れたいと思います★

このように、道修町には薬や健康に関する深い歴史があることが分かりました!
土地の歴史を知ると、大阪のビジネスエリアというイメージだけではなく、町に関わってきた人々の魅力にも気が付きます。

今日、感染症の流行により健康であることの大切さを改めて感じられた方も非常に多いかと思います。
シェアオフィスSYNTHビジネスセンター北浜では、お客様のビジネスを支えるだけではなく
心身ともに健康でお過ごしいただけるよう、これからも清潔で快適な環境づくりに努めてまいります!

≪参考文献≫
1.くすりの道修町資料館 http://www.sinnosan.jp/dosyoumjathi-rekishi.html
2.産経新聞 2017年8月7日 「大阪薬品試験会社 永年の貢献に感謝状」
3.OSAKAビル景 https://bb-building.net/
4.少彦名神社HP http://www.sinnosan.jp/index.html

以上、大阪・淀屋橋・本町・北浜レンタルオフィスSYNTH(シンス)ブログでした!
次回のSYNTH(シンス)ブログもお楽しみに♪
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