
気仙沼から水産資源利用の革新に挑戦!水産資源の”真の価値”を発信するプロジェクト!

<特徴1:>水産業の真の復興を見据えて
東日本大震災によって大きな被害を受けた宮城県気仙沼市。家、学校、公共施設、インフラなど様々な被害に見舞われましたが、取り分け大きな被害を受けたのが基幹産業であった水産業でした。ほとんどの設備が沿岸部にあったために、未だに本格復興がままならない会社が多くあります。それ以外の配送や梱包、資材などを扱っている周辺産業も、ようやく立ち直りの兆しが見え始めていますが、丸7年が経過しようとする今もそんな難しい状態にあります。震災前から豊富な水産資源に恵まれていた気仙沼、水産業の復興なくしてはまちの復興はあり得ません。しかしその水産業が、今、大きな岐路に立たされています。水揚げ高の減少や海外の安価な商品の輸入など、多くの課題がありますが、その中でも大きな課題として、「水産資源の減少」があります。乱獲や気候変動によって、三陸の海で取れる水産物にも変化が起こりはじめています。「この問題に対して警鐘を鳴らし、何か対策を打っていかなければ」、そんな想いから立ち上がったのが、今回のプロジェクトです。
<特徴2:>大きな課題に、まずは出来ることからやる
今回の受け入れ企業である足利本店は、気仙沼で60年以上に渡り水産業に携わり、地域の経済を支えてきました。震災前までは、大型市場に10キロ以上の単位で販売する卸し売りが中心だった足利本店。しかし震災後の現在では、大型市場に加えて、小売の鮮魚店や飲食店、さらに海外にまで販路を拡大しています。そんな最前線に長年いるからこそ、現在起こっている水産資源の変化や、今後に対しての危機感をよりいっそう強く持っています。2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」においても、大項目
として「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」という記載があり、世界的にみてもとても大きなイシューとなっています。水産資源管理はとても大きな問題であり、地元企業1社の力で出来ることは限られています。だからこそ、まずは「知ってもらう」ことから始めなければ。そんな強い想いから、このプロジェクトはスタートしています。
<特徴3:>海と共に、まちと共に
社長である足利宗洋さんは、今年で46歳。2010年に社長の立場を受け継ぎ、直後に東日本大震災を経験しました。震災では本社事務所をはじめ、冷凍庫や冷蔵庫も被害を受けるという苦境の中でも、社員さんと協力しながらここまで復活を果たしました。気仙沼の海、そして気仙沼の港が大好きな足利社長。気仙沼の水産業の魅力を、課題を、もっともっと多くの人に知って欲しい。その強い思いから、様々な挑戦をしている足利社長。水産業の未来を見据えて、出来ることから一歩一歩、形にしています。そんな社長のもと、あなたも水産業の未来を作る挑戦をしてみませんか!?
仕事内容
●STEP1【開始~1週目】会社と仕事を知る
足利社長から会社の取り組み、ビジョンや、水産資源活用の現状について伺います。また、現場へと足を運び、実際の業務を見学・実践してもらうことで、業界や会社について理解を深めてもらいます。
●STEP2【2週目~3週目】現場を知る+広報媒体のアイディア検討
実際の業務に入り、水産業について理解を深め、消費者に対して発信する情報を整理します。それと並行して、有効的な広報手段のアイディア出しを行います。
●STEP3【4週目~5週目】広報媒体の具体化+独自のアイディア出し
立案した広報媒体を具体化します。加えて、これまでの業務で経験したことを元に、水産資源活用に有効と思われる、新しいアイディア出しを行って頂きます。
応募条件
大学生
- 職種
- マーケティング・広報|リサーチ・コンサルティング
- 給与
- なし
- 勤務期間・時間
- 2018年2月上旬~3月中旬(この間の3〜5週間程度)
【勤務頻度】
週5~6日
【勤務時間】
8:30~17:00(※基本はこれですが、実際は日によって様々です。) - 勤務地
- 気仙沼市内 足利本店事務所ほか
- 待遇
- ・現地に泊まり込みで、1ヶ月実践型のインターンシップを行います!
・往復旅費交通費および食事代等1日850円を補助、宿泊場所も用意しています!
・インターンシップ保険に加入します!
- 身に付くスキル
- ・水産業の最前線にて、大きな社会問題に対して取り組む経験ができる
・ゼロからイチを作る企画立案に挑戦することができる
・広報や発信の実務を経験することができる - 会社名
- 株式会社足利本店
- URL
- w
w w . w a k a t s u k u . j p - 新卒採用(実施予定)
- 未定