【締切】2023年12月18日(月)正午12時00分(日本時間)
最終更新日:2025-03-07
“JICanvas” ~共創と革新の未来を、あなたと描く 5 日間~
紛争、感染症、気候変動―「複合的危機」に直面する現代にあって、互いにつながり合う国際社会は大きく揺らぎ、SDGs の達成に向けた取組みも遅れをとっている状況にあります。「信頼で世界をつなぐ」のビジョンとともに、長年にわたり開発途上国の現場で協力を実践してきた JICAだからこそ、まだ見ぬ未来に、途上国、日本、そして世界において、どのような役割を果たし、価値を発揮していくことができるのだろうか。JICA 職員は日々の仕事の中で、単純な答えのないこの問いに対して一人一人向き合いながら、変容する社会に更なるインパクトを創造するための仕事を模索し続けています。ビジョンと共感で巻き込み、より大きなインパクトをつくる、「共創」。不断の改善と大きな変化を先取りして挑戦する、「革新」。JICA において萌芽する「共創」と「革新」のテーマを4つ、ここに掲げます。「変わらないもの」「変えていくもの」は何なのか、先進的な事例や蓄積された経験から学び、JICAの目指す方向性について様々な人と関わり合う中で問い続けるプロセスを体感することで、「共創」と「革新」の未来を、共に描きたい。”JICanvas”―新しいインターンシップ・プログラムの始動。みなさまのご応募をお待ちしております。
■プログラム ※現時点のものであり、変更の可能性がございます。◇テーマ「共創」と「革新」を体現する JICA 事業の未来を描く【1】JICA 発のデジタル公共インフラ(Digital Public Infrastructure:DPI)の基本的な考え方とそのモデルである「インド・デリー交通データ連携基盤(Delhi Transport Stack)」を理解し、これらをベースとした JICA と民間企業・アカデミアの「共創」・「革新」事業を構想しよう。【2】JICA 職員が現場で挑む日本の地方創生の先進事例から学び、国内の課題解決や多文化共生社会の構築に向けて、国際協力を通じた途上国とのつながりをもつ JICA ならではの貢献のモデルを「共創」「革新」の観点から構想しよう。【3】JICA が長年に渡り積み重ねてきた水衛生/保健医療分野の協力の生きた経験から学び、今も年間290 万人の患者が発生し続ける「コレラ」のない世の中に向けた、分野の枠を超える JICA の「共創」・「革新」のアプローチを構想しよう。【4】カーボンニュートラルを実現するためのエネルギー政策における重要な視点や「革新」的な次世代技術(核融合、宇宙太陽光、海洋温度差発電など)の現在地を学び、途上国がエネルギートランジションを実現するための JICA の協力における「共創」を構想しよう。◇内容・形式⚫ JICA 事業の未来を検討・提案する業務を経験していただきます。⚫ 4 つのテーマ、各 2 グループ(1 グループ 6 名)に分かれます。⚫ 5 日間のプログラムは、講義、座談会、面談・インタビュー、グループワーク、発表から構成されます。◇体制各グループにメンター職員が配置され、プログラム期間中に個々人にフィードバックを行う予定です
○2025 年新卒対象となる大学生・大学院生(2022 年 4 月~2025 年 3 月の間に大学・大学院を初めて卒業・修了見込みの方)○全日程に対面参加できる方※合格後のキャンセルはお控えください。○よりよい世界の実現のため、「共創」と「革新」を牽引していく熱意のある方※国際協力に関する知識・経験は不問です。※参加テーマに関する専門性・経験をお持ちでない方も応募いただけます。