インターン求人の原稿作成のコツ
雇用は現在「売り手市場」と言われています。求人倍率は年々上がっており、東京都では求職者1名に対し2件以上の求人が出ている状況です。企業にとっては「逆氷河期」とも言える時代になりました。
だからこそインターンに来てもらって自社の良い所をアピールし、新卒採用に繋げたいと思っている採用担当の方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらの記事では、魅力の伝わるインターン求人の原稿作成のコツを3つの求人項目別に解説しております。ぜひ、参考にして頂ければと思います。
- ・求人タイトルの付け方
- ・写真 フリー素材ではなく生の現場写真を
- ・インターン求人の条件、内容を書くときの注意
- ├簡潔に分かりやすく
- └具体的に
- ・全体的に工夫できること
- ├英数字は半角・全角を揃える
- └類語、関連語を使う
- ・まとめ
求人タイトルの付け方
求人タイトルを付けるときには以下の2つに気をつけると、よりよい求人を行うことができます。
・前方に大事なことを書く
・20~30字程度
求人タイトルは、色々なインターン求人を探す大学生にとって、一番最初に他社と比較をする材料です。例えば都道府県でインターン求人を検索した際、画面には基本的にずらりと求人タイトルが並びます。そこで学生がインターンのメリットを感じなければ、詳細画面に飛ばず流されてしまいます。
ですのでタイトルは必ず前方にメリットを書くことをおすすめします。10字目までに入れると目に付きやすいでしょう。また、長すぎるタイトルは後ろの方が省略されてしまう可能性もあるため、できれば20字程度、長くても30字程度までに収めるとよいでしょう。
写真 フリー素材ではなく生の現場写真を
今やインターネット上には、使いやすく綺麗な写真が多く公開されています。それは個人向けだけではなく、法人向けのフリー素材もいくつも見つけることができます。スーツ姿の男女の写真の他、様々な職業の写真を無料で使うことができる。これは大きなメリットです。
しかし、そう考えているのは「他の企業も同じ」ということです。なので、学生がインターン求人を検索した際に、似たような写真が並んだり、どこかで見たような写真だったりして、悪い意味で目立たなくなってしまいます。
そこで、ぜひ「現場の生の写真」を使うことをおすすめします。何か作業をしていたり、電話をしていたり……という日常の一コマで良いのです。フリー素材よりもずっと臨場感が出て、学生の参考になります。写りが多少暗めでも、気になるようでしたらアプリ等で簡単に明るくすることができます。
今は高級カメラでなくともスマートフォンで簡単に綺麗な写真が撮れますので、ぜひ社内の写真を撮って求人に使ってください。
インターン求人の条件、内容を書くときの注意
簡潔に分かりやすく
「簡潔」とは単に短く記入するということではなく、分かりやすく書くという意味です。ポイントを箇条書きにしたり、改行を多くしたりしてインターネット上での読みやすさを意識すると良いでしょう。
具体的に
具体的に書くことにより、就活生がページから離脱しにくくなります。例えば「交通費規定支給」と書くだけでは「規定」が何のことなのか学生から見て分かりづらく、どうしても参加したいインターンでなければわざわざ問い合わせることもせずに、他のインターン求人へ流れてしまう可能性があります。交通費に上限があるのか、あるのならば幾らまで交通費が出るのか、などを具体的に書きましょう。
学生は、求人内容や条件を具体的に、明確に知りたいと思っています。
「給与条件」「最低勤務時間」「期間(具体的な日程)」は詳細までしっかりと記載し、「どんな経験ができるのか」「職場の雰囲気」などは昨年度のインターンの写真や内容などを入れることにより、より分かりやすくなります。
全体的に工夫できること
英数字は半角・全角を揃える
英数字や記号を使う際は半角・全角を揃えましょう。見た目が規則正しく、美しく見えます。一般的に英語や数字は半角で揃えるのが一般的です。記号は半角・全角どちらもよく見かけますが、どちらでも良いのでページ内は統一しましょう。
類語、関連語を使う
検索で見つけてもらいやすくするために、文章の書き方を工夫することができます。学生がインターン求人を探す際、初めにGoogleでインターンシップを検索するかもしれませんが、検索上位にはインターン求人サイトが多く占めていますので、その求人サイトの中で自社の求人を見つけ出してもらうことがエントリーしてもらう手段の一つとして考えられます。
求人サイトの中では「地域」「職業」「条件」などで検索されますが、サイト内は基本的に「完全一致」のワードを含んだ求人を検索結果として表示させます。たとえば「英語」と「英会話」、「ライティング」と「ライター」は別のワードです。ですので求人記事中に両方の単語を使うと、学生がどちらで検索してもHITするようになります。
類語は関連語はインターネットで簡単に検索もできますので、記事中に散りばめると良いでしょう。ただし不自然な文章になるのは本末転倒ですのでほどほどにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。スマートフォンでの検索が主流になった現代、インターン求人も例外ではありません。PCやタブレットと違い、スマホでの検索は「すぐに探せる」「手軽」というメリットがある反面、ぱっと見た一瞬でページの善し悪し判断されがちのため、直帰率(すぐに元のページに戻る)ことも高くなっています。
インターン求人ページからの離脱を減らすために、ユーザーにとって「わかりやすい」記事を作成してエントリーに繋げましょう。
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