インターンシップガイドで1,2年生の早期母集団形成に手ごたえ!入社意欲を促進し本選考へ着実に繋げる1dayインターンシップとは?



【会社概要】
株式会社オークワ

関西圏を中心に大手食品スーパーを運営。プライベートブランド商品の開発にも力を入れて取り組む。「オーデリカファクトリー」という自社工場では、関西地方と東海地方に2つの工場を建設し、地域の食文化に合わせたお弁当やお総菜を製造し、物流、販売までのチャネルを自社で一貫して展開する。また果物農家と提携した独自のブランドフルーツの販売や、食品メーカーとタッグを組んだ加工食品の販売等、食品流通のあらゆる分野に精通した事業を展開している。

岡本 太郎様 プロフィール
2010年に株式会社オークワへ入社し、現場業務を経て現在は人事部採用課の責任者として新卒、中途、アルバイトの採用を統括。採用HPの運用や、各店舗の求人広告、インターンシッププログラムの構築等を担当する。

目次

対面インターンシップのノウハウをコロナ禍でもどうにか活かそうと、インターンシップガイドへの掲載を開始

はじめにインターンシップガイドを導入したきっかけを教えてください

岡本さん:弊社では2018年から対面形式の1dayインターンシップ開催に力を入れて取り組んでいました。コロナ禍以前は対面開催のインターンシップで年間500名ほどの集客実績があり、弊社はインターンシッププログラムの内容には自信がありました。インターンシップを通じて入社志望度の高い学生の採用にも成功し、離職率も低くなっていましたが、コロナ禍で合同説明会や対面形式の採用イベントができなくなってしまい、どうにかインターンシップを開催できないかと模索している中で、「インターンシップ」と関連ワードなどで検索したところ『インターンシップガイド』を見つけ「うわこれおもしろい!」という興味本位で利用申請をしました。そもそも”インターンシップ”にターゲットを絞っているところや、弊社の採用の勝ち筋になっていた、インターンシップ参加から入社いただくという方法にマッチしていると感じ、無料だし載せてみようかなという気持ちになりました。

インターンシップガイドの導入当初、どのような採用課題がありましたか?

岡本さん:学生からするとBtoCビジネスのイメージはなじみが深いが、仕事としてなかなか捉えられないことが多く、インターンシップではこうした”食のマーケティング”を体感してもらうためのプログラム設計が課題でした。弊社はスーパーとして関西圏ではある程度の知名度がありましたが、東海地方に新規参入していく中で食文化の違いや、東海地域で愛されている競合他社との差別化などマーケティング戦略における多くの壁がありました。特に食文化の違いについては、関西で自信を持って販売していた商品が東海圏では「何か違う」と言われてしまったりと、当たり前が通用しない場面を目の当たりにし、ビジネスとして難しくもあり面白いところでもあるため、学生にもただ説明会で説明するだけではなく、その面白さを体感をしてほしいという思いがありました。

インターンシップの採用に他の媒体は活用されていますか?

岡本さん:ナビサイトやダイレクトリクルーティング等のサービスを合計7媒体ほど活用しています。次年度のサービスも積極的に活用し、早期化する新卒採用に備えています。費用対効果をみながら比較検討して活用しています。1,2年生のうちからインターンシップに参加してくれる学生も多いため、2,3年後の本選考にも参加していただけるようにしっかりフォローしています。

なぜインターンシップガイドの活用を続けていただいているのでしょうか?

岡本さん:採用の入り口を増やしたいからというのもありますが、インターンシップガイドを活用を開始した1年目に、ブルガリアに留学中のとある2年生の学生が参加して下さったことがありました。留学中にコロナ禍で都市が封鎖され外にも出られない状況で、何かしないと!という焦りから、インターンシップガイドでたまたま弊社のページを見つけたとのことで、ほぼ半日の時差がある中、真夜中に弊社のインターンシップに参加してくださいました。こうした学生に出会えたことで、こんなご縁があるサービスを無下にはできない!と思い、コンスタントに続けていくことを決めました。また無料掲載でもエントリーが毎月あることや、アクセスランキングの上位にランクインできたこともあり、継続的に結果が出ていることも活用を継続している理由の一つです。

ビジネスを体感できるインターンシッププログラムが、自走力のある学生の入社意欲を高める秘訣!

インターンシップガイドの導入後、どのように活用されていますか?

岡本さん:オンライン開催の1dayインターンシップを掲載しています。3年生以下をターゲットに5月中旬頃から応募を開始し、毎月4,5回1dayインターンシップを開催しています。1回あたり20名程度の集客を見込んでおり、昨年は年間で通算650名程の学生にご参加いただきました。今年度も昨年の集客数を超えていきたいと思っています。また、本選考の直前期となる2月頃には会社説明会の情報も掲載しています。

掲載ページを作成する際に気を付けていることや、意識していることはありますか?

岡本さん:一番は、弊社の業務やインターンシップは販売だけがすべてではないということを感じ取っていただきたいと思っています。私たちの仕事はマーケティングが命ですから、”マーケティングといえばメーカー”という考えに留まっている学生たちを巻き込めるような内容になるよう意識しています。また掲載ページの文字だけではわからない部分を、動画にまとめて公開するといった取組もしていますので、そうした自社で抱えている採用コンテンツのご案内も一緒に掲載しています。

インターンシップのプログラム設計で工夫している点はありますか?

岡本さん:5月頃から開催する1回目のインターンシップでは会社のアピールや説明はほぼしない状態で、まずはそこで売り場づくりや、食のマーケティングとはどういうものなのかをグループディスカッションやワークを通して体感し、理解を深めていただきます。1回目のインターンシップで興味を持っていただいた方には、今度は秋以降に開催する2回目の1dayインターンシップに参加していただき、そこでは競合他社との差別化や、売上や粗利益をあげるといった数値目標への取組といったテーマを取り上げ、より踏み込んだ本選考を意識した内容でインターンシップを開催します。2回目まで参加していただける学生は優秀で入社意欲も高い方ばかりなので、そのまま本選考の面接にもチャレンジいただけるような内容になっています。会社情報については、福利厚生や残業時間など学生からよく質問をいただく内容だけ1枚のスライドにまとめて簡潔にお伝えするのみです。インターンシップの段階では、まだ受ける業界を絞っている学生の方が少ないと思いますので、まずは広く業界全体を理解していただくことを目的とし、少しだけ弊社の話も交えて興味を持ってもらえたら嬉しいなというスタンスでプログラムを組んでいます。

インターンシップガイド経由でインターンに参加する学生に対し、どのような印象や特徴がありますか?

岡本さん:自走力があるように感じます。実はインターンシップガイドから応募のある学生のほとんどが1、2年生なのですが、1、2年生のうちから何かできることないかなと思って動ける学生が多いのかなという印象です。またオファーを待つタイプではなく、自分でインターンシップを検索して応募をする媒体というところも、より自走力の高い学生が多い理由かなと感じています。

昨年のインターンシップ参加者の中には既に内定者も!地域を問わないオンライン開催で学生同士の口コミによる水平展開にも期待

これまでのインターンシップの採用実績を教えて下さい

岡本さん:インターンシップガイドからはこれまでにトータルで、50名程度1dayインターンシップにご参加いただきました。また24卒向けのインターンシップ参加者の中には既に内定者が1名います。5月頃から開催する1回目のインターンシップには合計で650名程にご参加いただき、その中から選抜する形で2回目のインターンシップには300名程にご参加いただいています。毎年新卒は80名ほど採用していますが、そのうち40~50名はインターンシップに参加して採用に至った方です。年々新卒採用の早期化を顕著に感じているため、インターンシップの時点で学生にアプローチを図っています。

インターンシップガイドを活用してみて、よかったことはありますか?

岡本さん:無料で掲載できる上に学生が自主的に検索して応募をして下さり、またアクセスランキングも上位になることができたりと、採用広告として非常に効果が高く、ありがたく感じています。

最後に今後の採用方針やインターンシップガイドの活用方針を教えてください

岡本さん:インターンシップガイドからの応募者を見ていると、場所を問わず全国各地から、まずは興味を持ったから応募したというような方が多いように感じます。地域を問わない応募があることで、同じ大学に通う学生同士の口コミなどで水平展開的に普及していき、例えば東京ではまったく知名度がなかった弊社が、インターンシップに参加した学生をきっかけに東京でもどんどんインターンシップ参加者が広がっていくというような動きが出てきたらいいなという希望を、インターンシップガイドに持っています。1、2年生のうちから積極的にインターンシップにご参加いただき、本選考にも参加いただけるように採用コンテンツや会社紹介動画のコンテンツを充実させて、入社意欲を高めていただける工夫をしていきたいと思っています。

ありがとうございました!


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