合同説明会イベントの集客に着実な成果!就活に意欲の高い学生を早期に囲い込み、ニッチな業界の新卒採用に貢献
【会社概要】
公益財団法人医療機器センター
産業、行政、アカデミア、医療従事者等、医療機器に関わる様々な団体や組織に対し業界のパイプ役として、医療機器業界に貢献する公益財団法人医療機器センター。業界内関係者だけでなく、これから医療機器業界を目指す人に対する支援にも力を入れており、その取り組みの一貫として、2018年に「医機なび」というサービスをスタート。就活生に対し、医療機器業界に特化した合同説明会や企業紹介といったイベントを精力的に開催し、業界の次世代を担う人材への働きかけにも積極的に取り組んでいる。
相宮直紀様 プロフィール
医療機器メーカーにて6年間エンジニアとして勤めたのち、2015年に公益財団法人医療機器センターに入職。自身が医療機器メーカーにて勤務した経験から、業界の社会貢献度の高さや安定性に改めて魅力を感じ、より多くの人に医療機器業界を知ってほしいという思いから、業界の将来を見据えて「医機なび」を立ち上げる。
- ・インターンシップガイドの「学生集客プラン」で主催する就活生向けイベントの掲載を開始
- ├はじめに、インターンシップガイドはどのように活用されていますか?
- ├インターンシップガイドを導入したきっかけを教えてください
- └なぜインターンシップガイドでの掲載を続けてくださっているのでしょうか?
- ・業界の知名度向上と学生の抱くマイナスイメージの払拭が課題
- ├インターンシップガイド導入当初、イベント集客に関してどのような課題を抱えていましたか?
- ├掲載ページを作成する上で何か気を付けていることや、意識していることはありますか?
- └どんな学生にイベントに参加していただきたいですか?
- ・イベント開催後、出展企業のインターン応募数にも変化の兆しアリ!業界全体の早期母集団形成に寄与
- ├これまでのイベント開催状況を教えて下さい
- ├イベント主催にあたり、業界内の企業からはどんな反応がありましたか?
- ├イベントに参加された学生からの反響はいかがですか?
- ├インターンシップガイドを活用してみて、よかったことや印象を教えて下さい
- └最後に今後の活動方針やインターンシップガイドの活用方針を教えてください
インターンシップガイドの「学生集客プラン」で主催する就活生向けイベントの掲載を開始
はじめに、インターンシップガイドはどのように活用されていますか?
相宮さん:インターンシップガイドの「学生集客プラン」を活用し、当財団で運営している「医機なび」という就活生向けの医療機器業界情報発信媒体が主催する、合同説明会のイベント情報を年に1度掲載しています。年々顕著になっている就活の早期化に備えて、毎年7月頃に大学3年生や修士1年生をメインの対象とした、医療機器業界に特化した就活イベントを開催しています。とはいえ、特に7月開催のイベントは学生側もまだ具体的に就活をしていない方も多く、毎年集客に苦戦するため、インターンシップガイドを活用して周知と集客を目指しています。この7月開催のイベントでどれだけ学生を集客できるかによって、その後11月頃に開催するイベントにも影響があるため、とても力を入れています。
インターンシップガイドを導入したきっかけを教えてください
相宮さん:ネット検索で就活イベントの集客ができるナビサイトを探していた際に、たまたまインターンシップガイドを拝見し、2021年から利用を開始しました。「医機なび」のサイト運用の他に、医療機器業界の企業と就活生との出会いのきっかけ作りとして、就活生向けイベントを企画したため、まずは学生に広くイベントや医療機器業界を周知したいという思いがありました。
なぜインターンシップガイドでの掲載を続けてくださっているのでしょうか?
相宮さん:イベント集客の効果を非常に実感しているためです。これまで2回イベントを掲載していますが、1回あたり60〜80名の集客に成功しています。毎年目標集客数1,000名という規模のオンラインイベントを開催していますが、インターンシップガイドからの集客だけで毎度約1割を占めるというのは、外部媒体を経由した集客としては大変大きな効果が出ているという所感です。
現在「学生集客プラン」という成果報酬型のプランを活用していますが、インターンシップガイドに登録している、就活に対して意欲の高い学生に対してダイレクトに情報を流すことができ、尚且つ確実な集客にも繋がっているという点で高い効果を感じています。以前は別のサービスで、学生のSNSやメールアドレスにダイレクトメールを一斉送信するサービスを活用していましたが、その際は2万件以上のメール送信に対し、集客が10~20名程しか見込めなかったため、インターンシップガイドの活用を始めてからは費用対効果をより一層高く感じています。
業界の知名度向上と学生の抱くマイナスイメージの払拭が課題
インターンシップガイド導入当初、イベント集客に関してどのような課題を抱えていましたか?
相宮さん:学生へのイベント周知が最も大きな課題でした。非常にニッチな業界であることや、”医療機器”という言葉自体あまり日常的に馴染みがないため、学生にハードルの高さを感じさせているところがあると感じていました。学生の中でも理系学生や医療工学系の学生など、専門性に富んだ学生にはまだ馴染があるかもしれませんが、文系学生や、理系の中でも情報系や化学系などといった学生にとっては、自分にあまり関係のない業界として認識されてしまうようです。ただ業界としては文理を問わずさまざまな分野の学生を求めているため、就活に意欲的で業界研究等を積極的に行っている学生に対して、何かアプローチができないかと模索していました。
掲載ページを作成する上で何か気を付けていることや、意識していることはありますか?
相宮さん:機会損失とならないよう、まずは色んな学部の学生を求めているということを全面に押し出して伝えることを意識して掲載ページを書いています。 また実際に学生と話をしていると、業界に対してあまり良い印象がない方も多く、テレビドラマや漫画等の影響でいわゆるブラックな働き方をしているというイメージがあるようです。そういったマイナスイメージを払拭して、具体的に興味を持ってもらえるように気を付けています。
どんな学生にイベントに参加していただきたいですか?
相宮さん:例えば「社会貢献度の高い仕事がしたい」、「人の役に立って、それが目に見える仕事がしたい」といった”想い”を持った学生にはぜひ来てほしいです。医療機器業界はそういった想いを持っていればいくらでもチャンスがある業界ですし、まさにそんな方こそ活躍している業界だと思っています。例え特別な資格やスキルがなくても活躍できますし、自分には関係ないとは思わずに、少しでも興味がもしあれば、まずはぜひ医療機器業界の話も聞いていただきたいです。
イベント開催後、出展企業のインターン応募数にも変化の兆しアリ!業界全体の早期母集団形成に寄与
これまでのイベント開催状況を教えて下さい
相宮さん:「医機なび」を開設した翌年の2019年頃から、医療機器業界に特化した合同説明会イベントを年に2回開催しています。昨年の実績では7月のイベントでは27社、11月のイベントでは14社から出展いただきました。7月と11月の開催でイベントコンセプトを変えており、7月は短い時間でより多くの企業を知ってもらうことを重視し、1社でも多くの企業に出展いただけるようにしています。また各企業のサマーインターンシップの参加につなげるといった目的があります。一方で、11月はより深く業界や企業を知っていただくことを目的とし、説明会の他にパネルトークの時間を設けて、企業の雰囲気や人事の人柄に触れて、より深く企業を理解していただくことを目指しています。7月に参加いただいた学生のうち、3割くらいの学生が11月のイベントにもリピートして参加いただいています。
イベント主催にあたり、業界内の企業からはどんな反応がありましたか?
相宮さん:医機なびの活動を始めた後、業界に特化した就活イベントをぜひ開催してほしい!というお声を多くいただいていました。そもそも医療機器メーカーなどは”精密機器”といったカテゴリーに振り分けられて新卒採用媒体などで紹介されることが多く、広義なカテゴリーにおいて、就活生への理解や周知を図ることに難しさを感じているといった声が業界内で多く挙がっていました。そこで「医機なび」が医療機器業界に特化したイベントを主催することで、より自社をPRできるのではないかという期待を企業側からもいただいておりました。 イベント開催後は、実際にイベントに参加していた学生が選考にきたという話を出展いただいた企業から伺うことも増えてきました。今後年月が経つにつれて、より実績が出てくるのではないかと期待しています。
イベントに参加された学生からの反響はいかがですか?
相宮さん:ありがたいことに、イベント終了後のアンケート調査では90%以上の参加学生が満足方向という回答をいただいています。業界自体の魅力に気が付いてもらえているようで、学生からも好評をいただいて開催してよかったと思っています。今後は実際に参加した学生からの口コミなども通じて参加者が増え、よりイベントや業界全体が盛り上がっていくことを期待しています。
インターンシップガイドを活用してみて、よかったことや印象を教えて下さい
相宮さん:学生とのつながりをしっかり持てることがメリットです。インターンシップガイドのように、学生にとっても信頼度の高い媒体で掲載できることは大変ありがたいです。学生と一定の距離感を保ちながら接することができ、またエントリーをいただいてから音信不通になることがほとんどなく、確実な集客に繋がっていることも非常にありがたく好印象です。インターンシップガイドに登録している学生が、それだけ就活に対して関心が高いからではないかと考えています。
最後に今後の活動方針やインターンシップガイドの活用方針を教えてください
相宮さん:引き続きオンラインイベントの開催を主軸にしながら、学生や企業の意見を聞き入れつつ、対面開催や他の時期の開催といった方法も視野に入れて、新たなイベントも企画していきたいです。今年も7月開催のイベントは重要視しているため、たくさんの学生と接点をもてるよう、今後ともインターンシップガイドを活用して学生を集客していきたいです。
ありがとうございました!
母集団形成におすすめ
インターンや会社説明会の求人を無料掲載できる
- 導入企業2800社 学生12万人以上の実績がある急成長メディア
- 3人に1人は東大、早慶、8割がGMARCH以上クラスと優秀な学生がほとんど
- メルマガやオファー送付など個別の集客プランも対応可能
インターンシップガイド活用事例の記事一覧
【会社概要】 ブライエッジ株式会社 2013年創業。全人事課題の解決をビジョンとし、エグゼクティブサーチ(ヘッドハンティング)の形式でハイクラス採用およびキャリア支援事業、中途の人材紹介業...
続きを読む【会社概要】 クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 サウンド素材を輸入販売する「音の商社」として創業。得意分野の「音」を探究しながらデジタルコンテンツに関わる事業を展開する中、200...
続きを読む【会社概要】 ココアンド株式会社 企業向けのSNSマーケティング支援サービスを提供するベンチャー企業。食品、美容、住宅、EC他、上場企業〜ベンチャー企業まで、業界や規模を問わずさまざまな企...
続きを読む【会社概要】 プロトスター株式会社 2016年創業。大企業からスタートアップ企業まで様々なフィールドで活躍する“挑戦者を支援する”企業。セールス、プロモーション、フ...
続きを読む【会社概要】 株式会社アットオフィス オフィスやクリニック、店舗の賃貸仲介事業をメイン事業とする不動産企業。貸主に対する物件管理やサブリースの提案等幅広く展開している。 江川 茉那様 ...
続きを読む