Webテストの玉手箱って何?対策法を徹底解説!

就活では面接の前に様々な種類の試験が実施されます。その1つである「玉手箱」は、多くの大手企業の採用選考で実施されています。自宅での受験が主ですが、テストセンターでの受験が求められることもあります。
玉手箱はSPIとは違った特徴を持っており、事前の対策が必要です。今回は玉手箱の試験形式や出題内容と対策法を解説します。

Webテストの玉手箱って何?対策法を徹底解説!
目次

玉手箱とは?

多くの企業で用いられる総合職適性テスト

玉手箱は多くの大手企業で用いられている総合職適性テストです。
過去には野村證券や日立製作所、ベネッセコーポレーション、みずほファイナンシャルグループ、東京ガスなどの新卒採用で玉手箱による試験が課されました。
SPIが課される企業も多いですが、玉手箱を取り入れている企業も少なくありません。大手企業を狙うなら、どちらの受験を求められても対応できるように対策しておくと安心です。

一般的に自宅で受けるWebテストを指す

玉手箱は自宅や大学、カフェなどインターネット環境が整っているところであれば、どこでも受けられるWebテストのことを指します。Webテストの最初の画面立ち上げの際に「SHL」という単語が出てくる場合は、SPIではなく玉手箱による試験であることが分かります。
また、玉手箱には言語・非言語の視点から出題される「GAB形式」と言語的な問題が中心の「IMAGES形式」の2パターンがあります。

テストセンターで受けるC-GABもある

一般的に「玉手箱」という際にはWebテスト形式のものを指しますが、専用の会場に出向き受験するテストセンター形式のものも存在します。
玉手箱とC-GABでは出題される内容は同じです。しかし、玉手箱では電卓を使えるのに対し、C-GABでは電卓の使用は認められていません。そのため、就活生にとっては玉手箱よりもやや難しい試験と言えるでしょう。

玉手箱の試験内容とは?

計数分野

いわゆる「算数」や「数学」に近い分野で、次の3つの問題形式から出題されます。

■四則逆算
四則逆算は、数式の空欄部分を埋め、方程式を完成させる問題です。50問を9分間で解かなければならないため、電卓やメモ用紙を使いながら素早くこなしていくことが大切です。

■図表の読み取り
示された図表から必要な情報を読み取り、問いに対する適切な回答を選ぶ問題です。基本的には29問を15分間で解くことになりますが、企業によっては40問を35分というハイペースで解くことを求められることもあります。

■表の空欄の推測
表の法則を見つけ出し、表の空欄に当てはまる答えを類推する問題です。20分間で20問出題されますが、企業によっては35分間で35問に取り組まなければならないこともあります。

言語分野

いわゆる国語に近い分野で、次の3つの問題形式から構成されています。

■論理的読解(GAB形式)
600字程度の長文を読み、設問1つ1つに対して、
A.本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい
B.本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている
C. 本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない
の3つから正しいものを選ぶ問題です。
長文1つにつき、4つの設問が用意されています。試験全体では長文8つを15分間で解くことになります。また、企業によっては15分で9長文または、25分で13長文に取り組まなければならないこともあります。

■趣旨判定(IMAGES形式)
400~600字程度の長文を読み、設問1つ1つに対して、
A. 筆者が一番訴えたいこと(趣旨)が述べられている
B. 本文に書かれているが、一番訴えたいことではない
C. 本文には関係ないことが書かれている
の3つから正しいものを選ぶ問題です。
長文1つにつき、4つの設問が用意されています。試験全体では長文8つを10分間で解き切る読解力と速さが必要になります。

■趣旨把握
1000文字程度の長文を読み、4つの選択肢から「筆者の訴えに最も近いもの」を1つ選ぶ問題です。10問を12分間で解くため、時間配分に注意しながら素早く解いていく必要があります。

英語分野

英語分野は実施する企業と実施しない企業が分かれています。実施される場合は次の2つの問題形式があります。問題も設問も英語で書かれているため、高い英語力が求められます。

■論理的読解(GAB形式)
英文を読み、設問に書かれた文章の内容が正しいかどうか判断する問題です。8長文を10分で解くことになります。

■長文読解(IMAGES形式)
英語で書かれた長文を読み、設問文に対して正しい答えを選択肢から選ぶ問題です。こちらも8つの長文を10分間で解きます。

玉手箱の特徴とは?

企業によって出題形式が異なる

玉手箱は企業が重視するポイントによって、GAB形式での出題かIMAGES形式での出題かが異なります。また、出題数や制限時間も企業によって異なる場合があります。また、出題される問題も受験する人によって異なります。

時間配分に注意が必要

玉手箱は問題形式ごとに時間制限があります。そのため、最初の方で1問1問に時間をかけていると、後の問題は全く手をつけられないまま、試験が終わってしまうこともあります。「わからない」と感じたら、飛ばして次の問題に行く的確な判断も大切です。

玉手箱の試験対策で注意すること

問題集でパターンを掴む

玉手箱の問題はパターンが決まっています。そのため、パターンに慣れることができれば不安が軽減し、集中力を維持して試験に取り組むことができます。試験まで時間がない場合は、問題を読んだらすぐに解答を確認し、解答のパターンを理解してから、問題に取り組んで実際に解くことができるかを確認してみましょう。

出来る問題からどんどん解く

玉手箱では制限時間内にたくさんの正答を導くことが重要です。そのため、出来ない問題は早めに飛ばし、出来る問題を素早く確実に解いていくことが大切です。問題集に取り組む中で時間をかけずに解ける問題、時間があれば解ける問題、時間をかけても出来るか分からない問題を分析し、いざという時に飛ばすべき問題をシミュレーションしておきましょう。

パソコン・電卓をうまく使えるようになっておく

どれだけ対策が十分でも、機械のトラブルがあると平常心を失い、思うような結果を得られないことがあります。受験する時に使うパソコンの動作やインターネット環境をしっかり確認し、第一志望以外の企業でも玉手箱を受験しておくと、第一志望の企業での玉手箱受験でも安心です。

最後に

玉手箱は独特の出題パターンや厳しい時間制限がありますが、問題自体はそこまで難しいものではありません。そのため、事前に問題集を繰り返して慣れておけば十分対策できるWebテストです。就活への不安を1つでもなくすために、ぜひ玉手箱の対策に取り組んでみましょう。


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